大切なペットが入院をしなければならないと言われたら、どうされますか?
我々は動物医療のプロとして、ペットと飼い主様の両方にとって、最も良いと思われる治療を選別してご提案します。最終的な判断は飼い主様ではありますが、まずは私たちの提案を良く聞いていただきたいと思います。
◎ 入院と言えば
といった心配を皆さんお持ちだと思います。
しかし、その欠点を踏まえてもなお、集中的な治療が必要、あるいは治療期間が短くて済む入院を選ばねばならない状況もあるのです。
◎ 入院のメリットは
当院では、極力入院しないで済むように、また例え入院してもできるだけ短期の入院で済むように最初から集中的な治療を全力で行います。
また、前述のような欠点を少しでも補うために毎日の面会と十分な説明、検査結果の報告等を行っています。
*入院中は基本的に毎日面会に来ていただきます。
お仕事の関係等で面会にいらっしゃれない場合は電話にて報告もいたしますが、前述のように本当に入院が必要な重篤な状態な訳ですから、できるだけペットに会っていただきたいのです。
基本的に診察時間帯は面会可能としております。
ただし、検査、処置、看護ケアの最中の場合は少々お待ちいただきます。また昼休み等の時間外も、通常時間帯での面会が不可能な場合にのみ相談にのらせていただきます。
動物が興奮しすぎてしまう場合は、短時間の面会、カメラモニタによる面会あるいは面会謝絶とする場合がありますが、理由・状況は必ず説明いたします。大人数での面会は、他の動物が興奮する場合もありますのでご遠慮下さい。
ケージの開閉や、食事をお持ちいただいた場合には、まずスタッフに確認を取って下さい。
特別な場合を除いて、まずは食事を食べてもらうことがすべての基本と言えます。
点滴でも栄養カロリーは補えるように思われがちですが、その栄養的意味合いはごくわずかです。また、動物はまず口から物を摂取して、咀嚼してから胃に物が入り、順次腸が動いて消化していくという行為が体全体のバランスを整えるのに非常に大切な役割を果たしています。ですから、理想的な病院食もいいのですが、病気のよる食欲の減退時や入院による緊張状態の場合には、普段食べなれた食事をお持ちいただくことをお願いする場合もあります。
大切なペットのためにご協力をお願いします。
当院で行われる院内検査には次のようなものがあります。
動物は病状などを話すことが出来ないため、これらの検査を必要に応じて選んで実施して原因の解明や可能性の除外、治療反応や全身状態の評価を行います。
当然必要最小限の検査に絞り込みたいのですが、原因究明や鑑別診断の段階では、ある程度の検査項目を複合して診断をつける方が確実であり、最終的には最短コースで治療に向かえるというのが現在の獣医療のスタンダードとなっています。
また、これでも不明な場合や可能性が示唆された場合には、さらに外注検査として外部の検査センターに検査依頼を行います。
◎ 外注検査
通常外注検査は、院内検査に比べて高額な場合が多いため、検査前あるいは外注依頼前に飼い主様に了解をいただいてから実施するようにしています。
費用については、前述のように可能な限り必要最小限に留めるよう検討努力はしますし、見積もりを出したり事前に了解を得ながら行います。
検査の痛みや危険性については、最近の獣医療の進歩により採血量も少なくなり、またスタッフ全員の努力によってかなりストレスも減少されています。
また場合によっては飼い主様に協力いただいて検査を行う場合もあります。
特別な場合を除いて、基本的に麻酔は使用しません。単純な性格の問題であれば、検査自体を回避する場合もあります。
バイオプシーや試験開腹といったどうしても麻酔が必須の検査については、必ず飼い主様に事前に連絡し、説明してご了解いただいた上での実施となります。
当院では、犬専用入院室、猫専用入院室以外に、伝染病対応のための隔離入院室も用意しました。
通常、この部屋は伝染病が発症あるいは診断がついた動物に対して使用されます。しかし、伝染病以外の病気や怪我で入院する動物の中には潜在的な感染動物が含まれています。そのため、入院時においては伝染病予防の混合ワクチンと外部寄生虫の駆除予防が必要になります。もちろん全身状態が悪い動物に予防接種はできませんので、未接種の動物では免疫抵抗性を上げる目的でインターフェロン等の免疫強化治療を実施させていただく場合があります。
院内感染を防止するため、ご理解下さい。